暴風豪雨の日には、非常の小鳥までも憂え恐れて悲しげである。(これに反して)、天気晴朗で穏やかな風の日には、草木も生き生きとして喜んでいるようである。してみると、天地には一日たりとも和気がなければならない。(これと同じく)、人の心にも一日たりとも喜び楽しむ気持ちがなければならない。
無想・無念・無住
暴風豪雨の日には、非常の小鳥までも憂え恐れて悲しげである。(これに反して)、天気晴朗で穏やかな風の日には、草木も生き生きとして喜んでいるようである。してみると、天地には一日たりとも和気がなければならない。(これと同じく)、人の心にも一日たりとも喜び楽しむ気持ちがなければならない。