(人情は翻覆常なく愛情は忽ちに変ずる。)恩情の厚いときに、昔から、ややもすれば思わぬ災害を生じることが多い。それ故に、恩情が厚くて得意な境遇のときに、早く反省して後々の覚悟をしておくがよい。また、物事は失敗した後に、かえって成功の機をつかむことが多い。それ故に、失敗して思うにまかせぬときにこそ、手を放し投げ出してしまってはならない。
無想・無念・無住
(人情は翻覆常なく愛情は忽ちに変ずる。)恩情の厚いときに、昔から、ややもすれば思わぬ災害を生じることが多い。それ故に、恩情が厚くて得意な境遇のときに、早く反省して後々の覚悟をしておくがよい。また、物事は失敗した後に、かえって成功の機をつかむことが多い。それ故に、失敗して思うにまかせぬときにこそ、手を放し投げ出してしまってはならない。