失敗学について(その1)

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『失敗学の法則(畑村洋太郎著)』のという書籍を読み、【失敗】することがこれほども論理的なものかのという感を改めて感じた。失敗するにも【法則】がありそのラベリングだけでも抜粋してみる。
【失敗の基礎知識】
  1. 『逆演算』で失敗の<からくり>がわかる
  2. 『失敗の脈絡』分析で失敗を予測せよ
  3. 失敗は確率現象である
  4. 失敗は拡大生産される
  5. "千三つ"の法則
  6. 『課題設定』がすべての始まり
  7. 仮想演習がすべてを決める
  8. 『暗黙知』を生かせ
  9. 質的変化を見落とすな
  10. 『チャンピオンデータ』は闇夜の灯台
  11. 『山勘』は経験のエッセンス
  12. すべてのエラーじゃヒューマンエラーである
  13. 新規事業は隣接分野でしか成功しない
という2章までの項目を羅列してみた。
畑村氏は、機械の回路設計などの経験より、『失敗学』というものを研究されており、非常に明快な論理により、『なぜ失敗するのか?』を具体的に本書の中で見解を述べている。

 私も社内のプロジェクト企画などに参画することが多いが、『課題設定』が何なのかを問うても、具体的な見解が出ないものは、これまでも成功しておらず、まず、この辺りから整備をしなければならないと考えている。
 なぜ、『失敗』してしまうのかの『敗因分析』も重要なPDCAの一つである。本書を参考にされたし。

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このページは、k_hideが2010年6月20日 08:47に書いたブログ記事です。

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