2010年6月アーカイブ

WEBマーケのことを中心に考えていたが、このほど「色」の指定で紙とWEBで大きく違うことを勉強した。マーケの仕事をしていた中で、この知識はクリエイティブを作る上で非常に重要なことなので、把握をする必要があるため記述しておく。

  1. CMYK
  2. RGB
  3. DIC
  4. PANTONE

1.CMYK(出典:ウィキペディア)

CMYK(またはCMYKカラーモデル)はの表現法の一種で、シアンマゼンタイエローブラックの4種から成る。CMYKはシアン(Cyan)マゼンタMagenta)、イエロー(Yellow)とキー(Key)から頭文字1字を取ったもの。但し同様の意味でCMYBkと表現される場合はBkはブラックを指す。

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2.RGB(出典:ウィキペディア)

RGB(またはRGBカラーモデル)はの表現法の一種で、Red)、Green)、Blue)の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種である。RGBは三原色の頭文字である。ブラウン管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)、デジタルカメラなどで画像再現に使われている。

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3.DIC(出典:ウィキペディア)

1967年から出版され、印刷会社デザイナーなどの間での指定や色合わせに利用される代表的な色見本帳である。DICカラーや、単にDICとも呼ばれる。

色は、マンセル・カラー・システムオストワルト・カラーPCCSの色相環を元に、系統的に分類、配列され、カラーナンバーと色相インキの配合比率が表示されている。の印刷方法は特色で、実際の印刷の際に同じ配色を用いれば限りなく近い色を再現することができる。姉妹品のカラーチャートシリーズなどはプロセスカラーで印刷されている。

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4.PANTONE(出典:ウィキペディア)

パントンPantone)はアメリカ合衆国ニュージャージー州に本社がある企業。「パントン・マッチング・システム」という色見本はグラフィックデザインや印刷、テキスタイル、プラスチックなどの業界ではデファクトスタンダードとなっている。

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DIC は、日本独自の規格らしく、通常の印刷物でDICでやりとりをしていたところ、ストラップなどを作成する場合は、海外発注などの場合は、Pantone指定するようである。このため、デザインを決めると同時にグッズを作成する場合は、色指定をデザイナーにしてもらうことが非常に重要である。これを忘れると、とんでもないグッズができてしまう・・・。

『失敗学の法則(畑村洋太郎著)』のという書籍を読み、【失敗】することがこれほども論理的なものかのという感を改めて感じた。失敗するにも【法則】がありそのラベリングだけでも抜粋してみる。
【失敗の基礎知識】
  1. 『逆演算』で失敗の<からくり>がわかる
  2. 『失敗の脈絡』分析で失敗を予測せよ
  3. 失敗は確率現象である
  4. 失敗は拡大生産される
  5. "千三つ"の法則
  6. 『課題設定』がすべての始まり
  7. 仮想演習がすべてを決める
  8. 『暗黙知』を生かせ
  9. 質的変化を見落とすな
  10. 『チャンピオンデータ』は闇夜の灯台
  11. 『山勘』は経験のエッセンス
  12. すべてのエラーじゃヒューマンエラーである
  13. 新規事業は隣接分野でしか成功しない
という2章までの項目を羅列してみた。
畑村氏は、機械の回路設計などの経験より、『失敗学』というものを研究されており、非常に明快な論理により、『なぜ失敗するのか?』を具体的に本書の中で見解を述べている。

 私も社内のプロジェクト企画などに参画することが多いが、『課題設定』が何なのかを問うても、具体的な見解が出ないものは、これまでも成功しておらず、まず、この辺りから整備をしなければならないと考えている。
 なぜ、『失敗』してしまうのかの『敗因分析』も重要なPDCAの一つである。本書を参考にされたし。

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